第105章 宮本景太ってマジで変態だな

月島旭は山口咲良の額にそっと口づけ、冗談めかして言った。

「咲良。俺、田中未菜のことで人とケンカしたけど……嫉妬したりしないよな?」

「安心して。私が愛してるのは旭だけ。田中未菜の前では、ぜんぶ演技してるだけだよ」

「田中家の工場さえ、うまく手に入れば……私たち、堂々と一緒になれる」

「そのときは、世界でいちばん盛大な結婚式、絶対に挙げてあげる」

「旭……」

山口咲良は唇をきゅっと結び、かすれる声で言った。

「田中家の工場を取れるかどうかなんて関係ない。私は旭と一緒にいる。好きなのは、ずっと……旭っていう人だから」

月島旭は彼女をさらに強く抱きしめる。

「咲良、お前ほんとい...

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